テニス部

物質工学科4年 江崎 拓真

 2008年度の高専大会の戦績及び近況、これからの抱負を報告します。2008年の東海地区高専大会は例年より少し早い6月下旬に行われました。今年で3度目の出場となった私は期待される男子シングルスの3連覇と団体での全国大会の出場を確信していました。1年生の頃から共に練習に励んできた仲間との最後の高専大会になるかもしれないという事で選手は勿論、応援やサポートをする部員たちの気持ちは今まで以上に熱いものだったからです。さらに今年は去年卒業した先輩たちが大勢、応援に駆けつけて来てくれ改めて、この大会での勝利の重要性と熱意を感じました。結果はどの試合もお互いに一歩も譲らず、最後までわからないものばかりでしたが全国大会への切符は私の男子シングス以外の全種目を鈴鹿高専に押さえられてしまいました。残念な結果ではありましたが私は試合をする選手達の側で応援や水分の補充、ボールパーソンやその他選手のサポートを自主的にする部員をたくさん見ることが出来ました。男子シングルスの試合では部員による鳥肌が立つほどの応援を受け、弱気な私の心の支えとなってくれました。毎年選手として出場している私があまり偉そうなことは言えませんが、私はこのすばらしい仲間たちに感謝しなければならないと共に沼津高専テニス部で出会うことが出来て幸せだと思いました。先輩と後輩が互いに思いやることができ、一つの目標に対して団結して挑む今のテニス部の姿勢はこれからも伝統として受け継いでもらわなければと思いました。全国大会男子シングルスでは去年と同様3位に終わりました。
 高専大会が終わりこの最後の1年間を振り返るととてもたくさんの出来事を思い出します。先輩たちが引退してから練習内容や部員の意識の低下、出場選手の決定などさまざまな問題がありました。部活の運営を部長だけに任せるのではなくほかの部員も関わるようにすることを心がけ、遊びの場でもつい部活のことで討論会を始めてしまうほど皆、熱心に意見を出し合うようになりました。上手くいかないことの方が多かったように感じますが皆で試行錯誤してきたことが良い思い出と経験になったと思います。
 最後に今年もテニス部の活動に関して同窓会よりご支援、声援を頂き、大変感謝致しております。私は来年の高専大会は目指す進路によっては出場できないかもしれませんがその分、出場選手やその他部員たちのバックアップが出来たらいいと思います。多くの方々の期待に応えるべく来年こそは結果を残せたら良いと思います。

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