沼津高専同窓会 還暦記念事業募金

●還暦記念基金について

2008年より還暦を迎える同窓会員に手紙にてお願いをしてまいりました還暦記念事業の報告です。2009年3月末にて47名の方より127万円の醵金をいただきました。ありがとうございました。以下に趣意書、2008年度の報告とお礼を掲載しました。

国立沼津高専 還暦記念事業募金趣意書

過ぎ去る年は早いもので、昭和37年(西暦1962年)に国立沼津高専が開校され、その基礎を築き上げてこられた一期生が既に還暦を越えました。
二期生・三期生とこれから益々還暦を迎える同窓生が増加していきます。沼津高専を卒業して、還暦を迎えるまで頑張ってこられた事を記念として、母校および後輩に向けて、奨学資金、クラブ活動支援資金等のために、寄付金を募集することに致しました。

こんない裕福な社会になったのに、まだ奨学金が要るのかと思われる方々がおられるかと思いますが、色々な家庭の状況の中で、苦学を余儀なくされている在校生がいると聞いています。
また、現在の状況だからこそ奨学金で金銭の苦労を若干でも改善してやり、勉学や学生としての生活をさせてやりたいと思います。

第一回目の東海高専大会はソフトボール、卓球、陸上(駅伝競争)の3種目でした。また、その頃のクラブ数は陸上、野球、バレー、軟式テニス、卓球、サッカー、ラグビー等の9クラブしか有りませんでした。現在は全国大会やクラブ数も40以上を超える状態です。全国大会はロボットコンテストのような大会もできました。クラブ活動や各種大会を通して、沼津高専生の軒昂な身体と幅広い知識を培っていただくために、支援をしていきたいと思います。

また、最近の預金金利の低さから、数年前には比較的多かった利息で賄われてきた上記の支援が少しずつ重くなる状況となっています。是非これからの事をお考えいただき、ご寄付をお願い致します

平成21年6月吉日 還暦記念寄付金募集提案者 沼津高専同窓会長 名倉光雄

第2回(平成21年度)沼津高専同窓会還暦記念事業募金

梅雨の合間に顔を出す太陽がギラギラと輝いています。
学生達の目もキラキラと輝き中間テストに、そして、7月4日(土)・5日(日)の東海地区高専体育大会(全国大会予選)に向けて、一生懸命汗を流しております。さて、第一回目(平成20年度)の還暦記念事業募金が集計されました。47名の方々から総額127万円の拠金を頂きました。誠に有難うございました。このお金は、平成21年度より、学生の奨学金として、また、学生援助費として使わせて頂きます。前回と同じ文書が今回も送付されて驚いている同窓生(1、2、3期生)もおられるかと思います。

この還暦記念事業募金は、毎年還暦を迎える同窓生に、3年間募金のお願いをして、ご協力を頂いていく、という趣旨で実施しております。そして、この募金が継続的となり、在校生の力となり、キラキラした目で一生懸命努力する学生が報われていくこと。「人柄のよい優秀な技術者となり、世の期待にこたえよ」との故井形校長の遺訓を胸に、多くの優秀な学生が育っていく環境を、少しでも整えられる一石となって行くことを期待しています。還暦を迎えられる、また迎えた同窓生の皆様の気持ちが、この還暦記念事業募金を作り上げて行くことを、お願い致します。

平成21年6月吉日 沼津高専同窓会長 名倉光雄

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