同窓会だより

2015.11.07 20:00

2015年度 沼津高専同窓会総会の報告

  • 開催日:平成27年11月7日(土曜日)
  • 会 場:プラザヴェルデ407会議室 

会長挨拶 沼津高専同窓会 会長 M6 木戸 実

同窓会会長、機械工学科6 期の木戸です。ご無沙汰しております。

本日は1 期2 期の方から一桁の代、10 期、20 期、30 期、40 期の若い世代まで、また学校からは先生方、更に今年退官されました柳下前校長、その前校長の学生時代に教鞭を執られた沢田先生、皆さん、大変にお忙しい中、この同窓会総会にお越し頂き、誠に有難うございます。2 年前の前回の総会で私が会長に選任されて、役員も一新した新体制となり、年代も少し若返り、活動内容も少しずつ見直しながら、広い世代を取り込める同窓会を目指して、スタートしました。2 年間で少し変わったと思っていますが、中身はまだまだ、これからの状況です。

まず、同窓会のHP ですが、その構成や内容の更新を容易に出来るよう、HP 運営の委託先を身近に置くことから始めました。具体的には副会長の会社に昨年度からHP 運営管理を業務委託し、新たなHP をスタートさせました。まだ中身や仕組みを作り出す段階ですが、HP 内容が盛んに更新されて、同窓会活動の有効な広報ツールとして、また更に同窓生各人の発信ツールとしても、有効に活かしていくことが出来ればと考えています。

HP 一新と併せて、名簿管理の方法も一新しました。名簿は5 年毎の発行としてきましたが、昨年度が5 年毎の名簿発行の年に丁度当たり、HP と一体化した名簿クラウドシステムを構築しました。今年の8 月から運用開始し、総数8,775 件の同窓会員のデータが登録されています。但し、このデータは旧名簿情報から引き継いだままのものが大半で、名簿システム運用開始とデータ確認・更新のお願いをハガキで全同窓会員へ連絡しましたが、今回データの見直し更新登録を行った数は、このうち千数百件程度の状況です。

スタートは切れましたが、これも中身はこれからの状況です。名簿データではメールアドレス情報を組み入れました。郵便連絡から電子メール連絡に移行して、気軽に連絡頻度を多くしていくこと、その通信費を削減することも目論んでいますが、今回の総会開催案内のメール連絡は1200 人程度で、全面的な切り替えへは、更なるステップ、普及が必要と考えています。いずれにしましても、このメール連絡やHP を大いに活用しながら、同窓生各人と同窓会の関係をより身近なも のとしていきたい、と考えています。

同窓会の目的や原点は会則にありますように、1 つは同窓会員相互の連絡・連携・親睦を図ること、その為の名簿維持管理にあります。2 つ目は母校在学生への援助です。在学生援助活動としては、従来から、金銭面では、全国大会出場やブラバン演奏会、ロボコン・プログラムコンテスト・デザインコンペティションなどへの資金援助、奨学金支給、50 周年記念事業での海外交流基金の提供などを行ってきて、今後も継続したいと考えています。人的面では、授業協力、キャリア教育、特に今年は新たに「社会と工学」と題した課題取り組みの実践授業が行われていますが、その中でテーマ提供やアドバイザーとしての協力を行っています。学校、在学生にとって、これから一層効果的な、機能的な活動が推進できることをより確実にするために、本日の議題の役員承認の中で、OB 教員を副会長に迎える提案を行います。

そのほかの事業としては、「小さな同窓会支援事業」を始めました。昨年度から試しに「クラス会・同期会・クラブOB 会支援事業(案)」としてスタートさせ、昨年度は3 件、今年度は「小さな同窓会支援事業」と名前を正式に定めて、現時点で予定を含めて5件が対象となっています。これは10 名以上の同窓生が集まった場合には1万円、20 名以上の場合には2 万円を支援金として支給するもので、その時の写真や記事を同窓会HP にて掲載していくものです。少しでも話題作りやローカル交流の推進に役立てばと考えたものです。

以上お話しましたような構想が、着実に同窓会活動として実行に移していくためには、同窓会執行部(三役、常任理事、理事会など)はシステム的な組織的な運営が、同窓生の一部のボランティア活動でも運営できる有効かつ効率的なしくみが、必要であると考えています。具体的には、単純な話として定期的に常任理事会の開催、記録や文書の整備、役員以外から同窓会がやっていることが見えること、議事録や活動記録などのHP へ掲載など、単純なことの積み重ねを、あまり負担を掛けない方法で、ルーティン化や分担化ができるよう、展開していきたいと考えています。2 年後の次の総会の年には同窓会設立50 周年を迎えます。その際にはより一歩二歩前進した内容をお話出来ればと思います。前回総会からの2 年間、そして今後の方向性について、ざっと概要をお話ししましたが、具体的にはそれぞれの議題にてご報告致します。そこでのご確認、ご意見など活発に頂きたいと思います。また総会の後に前校長柳下先生のミニ講演、その後には恒例の懇親会を予定しています。限られた時間ですが十分にお楽しみいただきたいと思います。

本日はよろしくお願いいたします。

総会の様子

総会資料

講演資料

沼津高専50年の歩み

          

戻る
ページの先頭へ